味はココロ

 昨日の夜、久しぶりに家族みんながそろって夕食をとっていた時の話です。

 ぴょろが「お母さんの入れたお水は味が違う」と言い出しました。

 「いや、誰が入れても同じ水だよ。味も同じ。」と私が答えると、やっぱり違うよ、という答えが返ってきました。

 何が違うのか…?いまいち分からない私。

 するとぴょろはちょっとまじめな顔で、

 「お母さんの愛情がこもっているからおいしいんだよ」


 …ううん…そんなに愛情こめて水をくんだわけではないんだけど、そういう風に感じてくれたことがうれしかったですね。

 某ガス会社の宣伝ではないけど、味はココロで感じる側面もあるんだろうな、と改めて思いました。味の記憶もすごく重要らしいので、ご飯はできるだけちゃんと作らなくっちゃ、と反省中。

 それにしても、ぴょろの口から時々大人顔負けの発言が聞かれるようになり、彼も成長してるんだなあ、と実感しました。


 

 

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アリの行列

 今日も蒸し暑い夏空の下、ぴょろはお昼から体操クラブに出かけていきました。

 夕方、帰ってきたぴょろが、玄関のわきに置いてある植木鉢をまじまじとながめていたので、そばに寄ってみると、かなりの数のアリが列をなして動いていました。多分近くにアリの巣があるんじゃない?と私が話しかけると、

 「東京に行くと、人間がこんな感じなんだよね」

 確かに上からアリの行列を見ていると、気ぜわしく歩く人であふれかえる新宿駅を連想させます。

 時々、ぴょろの観察眼と、鋭い一言に驚かされます。子供の目から見れば、なるほど人間もアリも似たようなものなのか…。

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