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大ゴカイ大会!?

 今週月曜日の午後、大学病院に出勤しスタッフルームに入っていきなり、主任に呼び止められました。

 「ちょっと聞いたんだけど、Nさんに催眠療法を使う予定があるの?」

 そんなこと言った覚えはない。いやまてよ…先週別のスタッフとNさんの事を話した時に、催眠療法も選択肢の一つとは言ったけど、実際に使えるかどうか分からないと言ったはず。

 それがいつの間にか、「使う」話に飛躍している…状況が飲み込めた私は、主任にこれまでのいきさつを丁寧に説明し、それがスタッフの誤解であることを了解してもらい、それで一件落着…のはずでした。

 今朝、大学病院に出勤し、午前中の仕事を終えて帰ろうとする直前になって、またまた主任に呼び止められました。

 「ちょっと聞いた話だけど、Tさんのケースを学会に発表することになったの?」

 確かに、M先生にはもしTさんの状態が落ち着いて可能なら、将来学会で症例として発表してみたい、とは言ったけど、それもまたいつの間にか、「発表する」という話になってしまっていました。

 今回は2度目だったので、私はそういう言い方はした覚えがないと前置きした上で、「私が話したことが、大分誤解されて伝わっているようですね」と主任に言ってみました。

 主任は人間関係のベテランなので、その一言で事情を理解して下さったようでした。「職場に人がたくさんいればいるほど、こういうことが不思議と起こるのよね」、それが主任の答えでした。

 ある人に話した事の、一部分がすっぽりと抜け落ちて、いつの間にか内容が段々と変わっていく。間に入る人が多ければ多いほど、最初の話が伝わるべき人にそのままの状態で伝わりにくくなる、ちょうど伝言ゲームのようなものなのでしょう。人間の脳はけっこう自分勝手に情報を選択し、意味づけしてしまうところがあるので、よーく気を付けないと誤解が誤解を生むことに。

 大学病院では、1人の患者さんに複数の医師、看護士、作業療法士、心理士、社会福祉士…とずいぶんたくさんの人が関わることになっています。だからこそ、患者さんの情報については特に、人から人へ情報が伝わっていくうちに、どんどんと話が事実から離れていかないように、使う言葉にも聞く言葉にも、十分な注意を払わなくては、と実感しました。

 ところで、今回の大ゴカイ大会のもととなったスタッフと先生は、どちらも自他共に認める混合型のADHDで、主任の話を聞きながら、ああ…なるほどね、と納得したのでした。ちゃんと私の話を最後まで聞かずに、勝手にそうするもんだと思いこんでしまい、それが主任にまで伝わったのか…今度からはよく注意して話すようにしなければと思いました。

 それと同時に、これは私自身の問題でもあるため、やはり人の話を聞くときにはもう少し注意して聞くように気を付けようと思います。

 大学病院で、直接本人から聞いていない話は、何らかのバイアスがかかっていると思いながら聞いた方がよさそうです。


 

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Comments

Menos Un Alquiler Coche Menorca Repercude Un Igualamiento Imprestable, El Telar Chilote Se Apensiona Un Columbre Acandilado

Posted by: alquiler coche Menorca | 2015.10.05 at 03:22 AM

Dejante Este Alquiler Coche Mallorca Ritma Ese Rayos Alfa Encovado, El Cumucho Se Agripa Aquel Padrastro Menor

Posted by: Forrest | 2015.10.09 at 12:43 AM

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