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クライエントに教えられたこと

 配偶者の「早起きブーム」は5月くらいから始まりました。
朝4時に目覚ましを鳴らすので、自然と私も目が覚めてしまうようになりました。

 今は、目覚ましを鳴らさなくても毎日同じ時間になると目が覚めます。
配偶者のマイブームは去ったみたいですけど。

 朝の方が、ブログを見たり書き込みするには都合がいいので、早起きも悪くないですね。


 私は今、とても重要な分岐点にいます。
仕事を辞めて、家族を支えることに専念するか、それとも続けるか。
続けるなら、ぴょろと一緒にK市に住むことになります。

 今小学校6年のぴょろは、あと半年がんばれば中学生になります。
こんな中途半端な時期に、転校させるのはかわいそう、という気持ちと、配偶者の子育て能力の限界を考えるとやはり私がぴょろと一緒にいた方がいいのではないかという2つの気持ちの間で揺れまくっています。

 スクールカウンセラーも大学の非常勤講師も、基本的に採用は年度単位なので、途中でやめるのは難しいです。でも、家族3人一緒に暮らすのが一番いいなら、全部手放すしかない、とも考えます。

 この2週間ほどずっと考えているのですが、結論が出ません。

 本当は、臨床心理士の受験手続きも進めないといけないのですが、手をつけることができないままです。

 もやもやした気持ちを抱えながら、それでもカウンセリングの仕事は入ります。昨日も、あるクライエントがカウンセリングを受けにきました。

 半年前まで、いろんな問題を抱えて沈みがちだった人が、今は見違えるように元気になった姿でやってくる。EMDRを使うようになって、こういう場面を何度も目にするようになりました。

 そんなクライエントから、最近は逆に励まされたり教えられたりしているような気がします。私は自分の抱えている事情をクライエントに話すことはありませんが、クライエントの問題と私の問題が非常に似ていて、何気なく言ったひとことがまるで自分に言われているように感じることがあるのです。

 人にはしがみつきを手放すようにアドバイスしながら、私自身はしっかり家族にしがみついている。過去を繰り返さないための支援をしながら、自分はそうあってはならないと頭で分かっていても、同じ事を繰り返している。

 クライエントと面接をしながら、私は段々と気付いていったのでした。

 受け持ったクライエントが元気になっていくのは本当に自分のことのようにうれしいです。その反面、どうして私は自分自身が元気になろうとするのを、押しとどめてしまうのだろうか?と悲しくなります。

 昨日、あまりにも問題が似通ったクライエントの、問題を乗り越えたあとのすがすがしい笑顔を見ながら、私は自分に何が足りないんだろうか?とずっと考えていました。


 

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