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Anniversary Day(記念日)

 昨日、7月4日は、父親の命日でした。
亡くなって18年になりました。

 もうそんなに経ったかな、という気持ちと、まだ過去にならないような気持ちと、半分づつあるのが今の私。

 本当なら、実家の仏壇にお参りに行くか、墓参りに行くかどちらかやるべきなんでしょうが、今はどちらもできません。実家とは4ヶ月、ほとんど連絡を取らないままで、命日には必ず法要をやると分かっていても、どうしても足が向きませんでした。

 今日の仕事の準備もあって、仕方なくアパートで静かに過ごしました。

 時間が経っても、思い出が風化してしまうことはないように思います。やっぱり亡くなったK大学病院のあたりを通ると臨終の時を思い出すし、雨が降って蒸し暑い天気だと、葬儀の時の事を思い出します。思い出せばそれと一緒に悲しい気持ちもわいてきます。

 ただ18年のうちで変わったのは、思い出しても、そんなに苦しくないということでしょうか。

 父親がいない生活の方が段々と当たり前になってきて、自分の中でもそれを受け入れるところまで来ているからなのでしょう。思い出と一緒に生きていけるようになって、思い出すのはなぜか父親の笑顔だったりします。

 母親の事を考えると、もし父親が生きていたらもう少し落ち着いて暮らせたし、実家に行くことにも抵抗はなかったかもしれない…と考えた事は何度もありました。でも、今は父親が早くに亡くなったことで、逆に家族との関係の見直しはできたんだから、それでいいんだ、と思うようになりました。

 私は、命日という言葉があまり好きではなく、記念日(Anniversary Day)という言い方をよくします。

 毎年この日はやってくるのですから、亡くなったことを悲しむより、父親が残してくれたものを感謝し、これからもがんばっていこう、という決意の日にできたらいいな、と思っています。


 …ということで、今日もこれからお仕事がんばりまっす!

 

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Comments

自分は外孫だったこともあり、まだ一緒に暮らしてきた身近な家族との離別は体験していませんが、でも母親の体調の揺れ(とはいえ、まだ元気の範疇ではあるのですが)とかを見ていたりすると、「自分はどう向き合えるのだろう」と考えるようになりました。夢枕に立ったこともあって(笑)そのときはさすがに・・・。
自分はどううけとめられるのだろう、どう、自分のなかにそれをしまっていけるのだろうと思います。

命日ではなく「記念日」という言葉、いいですね。一年に一度、隣り会う機会のような。

読んで、少し、気持ちを陽で照らされたような感じになりました。ありがとうございます。

Posted by: kunie | 2004.07.06 at 09:48 PM

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